「美肌になりたくてお手入れをしているのに、肌悩みがちっとも改善されない」という場合、間違ったお手入れに陥っているケースが多い。
お手入れを工夫したり化粧品をグレードアップするより、まず間違いを取り除くだけで、肌悩みはすっと消えるもの。内科・皮膚科医の友利 新先生と一緒に、やめるべきスキンケア習慣の具体例を考えてみた。
[NG習慣その1] クレンジングをマッサージしながら時間をかけてする
◎クレンジングはメイクの度合いに合うものでパパッと手早く
「クレンジング料には、メイクを浮かせてすすぎ落とすための界面活性剤が入っています。長時間マッサージを行うと、界面活性剤が肌に悪影響を与えます。自分に合ったクレンジング料を選び、短時間で落とすことが肌を守るカギに」(友利先生)
しっかりメイクにはこすらず落とせるオイルやバームタイプ、ライトメイクにはジェルタイプ、中程度のメイクにはバランスのいいクリームタイプがおすすめ。
イグニス
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Hug&Smile
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ラフラ・ジャパン
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カネボウインターナショナルDiv.
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[NG習慣その2] 化粧水をコットンで100回パッティング
◎コットンの繊維は肌を傷つける。なでるように優しく使って
「コットンを使うこと自体は悪くないのですが、問題は摩擦です。100回もパッティングすると、どうしても化粧水の量が足りなくなり、コットンの繊維で肌をこすって刺激を与えることに。角層のバリア機能が乱れ、乾燥肌の一因になります」(友利先生)
2021.03.27(土)
composition & text=Mari Otsuka
photographs=Sodai Yokoyama(model), Hirofumi Kamaya(cut out)
hair & make-up=Tomoko Okada(TRON)
styling=Makiko Gibson Miura
model=Mitsuki Shiina