『小さいおうち』 中島京子

「秘密はときによると、人のつながりを強めるけれども、場合によっては疎遠にもする。」

 昭和初期、モダンなお屋敷で働く女中タキ。ある恋愛事件の秘密を綴った彼女のノートが思わぬ形で現代につながり……。意外な結末が胸を衝く直木賞受賞作。映画化も決定。

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愛を感じるラブストーリーのおすすめ文庫

<次のページ> 『勝手にふるえてろ』 綿矢りさ

2013.04.08(月)
text:Kan Yanagibashi
photographs:Asami Enomoto

CREA 2013年5月号
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この記事の掲載号

春だから。気持ちいい読書

CREA 2013年5月号

完全保存版 今、読むべき最強442冊
春だから。気持ちいい読書

特別定価 690円(税込)