伊藤修子の
在東京香港偏愛通信

伊藤修子が偏愛する香港グルメ♡
三軒茶屋のレトロバルで本場の味を！

GOURMET

2021.1.31

〆はお粥とデザートで決まり！クラフトビールも要チェック

●豚肉ピータン粥

　ここまで色々と食べ進めてきましたが、最後のシメはやっぱりお粥！　そろそろ穏やかなものでも……ということで(笑)。

　メニューにはたくさんの種類のお粥がありますが、今回は定番の「豚肉ピータン粥」をオーダーしました。

　米粒がわずかに残る程度まで、トロットロに煮込まれたお粥は、とってもクリーミーな味わい。また、凝った出汁スープと、豚肉の塩気のバランスが絶妙で、その優しさがじんわりと体に染み入ります。

　更に一緒にオーダーした「中華揚げパン」を、お粥に浸していただくと、そのサクサクとした食感が良いアクセントになって、もう……止まりません。〆の一品として、完璧なスタイルでしょう！

●インヨン杏仁豆腐

　最後のデザートには、香港名物のコーヒーミルクティーで作ったお店のオリジナルスイーツ、「インヨン杏仁豆腐」をセレクトしました。

　香港の茶餐廳(カフェレストラン)でよく提供されている、鴛鴦茶(インヨン茶＝紅茶とコーヒーをかけあわせた練乳入りのドリンク)にヒントを得て、更にそれを杏仁豆腐にしてしまったとのこと。なんて革新的なスイーツなんでしょう！

「まだまだ余裕で食べられます！」と、かわいいスイーツを前にご満悦な表情の伊藤さん。

　お味はとても濃厚で、しっかりとした杏仁の香りと、甘いミルクティー味とほんのりしたコーヒーの苦味が複雑に絡み合い、ひと口ごとに感動してしまうほどの美味しさです！

　飾りで、コーヒー豆の形をしたチョコレートが乗っているのも、かわいいくて良いですよね♪

　最初の香港麵からはじまり、最後のデザートまでパーフェクト！　ひとつ残らず美味しく食べ尽くせました。これにて完走です。

　さて、今回ご紹介したおすすめメニューの数々、いかがだったでしょうか？

　こちらのお店は、香港に駐在経験のあるオーナーさんが、現地で食べた本場の味を忠実に再現すべく、日々研究を重ねているとのこと。その熱い想いをひしひしと感じられるメニュー陣に、本当に感激しっぱなしでした。

　東京にいながらも、こんなにしっかり香港の空気を感じられるなんて、本当に幸せです！

　実際に香港に赴くのは、非常に難しい世の中になってしまいましたが、まるで“リトル香港”とも言えるこちらのお店、皆様も訪れてみてはいかがでしょう？

　私もまだまだ食べたいメニューがたくさんあるので、引き続き、足を運ぼうと思っています。テイクアウトメニューも充実しているので、Instagramもチェックしてみてくださいね！

※この記事は、2019年8月に行った取材をもとに作成しております。

三茶酒家香港バル213

所在地　東京都世田谷区三軒茶屋2-13-17 エコー仲見世商店街
電話番号　03-6805-3923
Instagram　＠hongkong213
http://spicebargroup.jp/
※営業時間、テイクアウト等の最新情報はInstagramにてご確認ください。

「三茶酒家香港バル213」からのお知らせ

2021年1月26日(火)

・新型コロナウイルス対策について
当店ではスタッフ出勤時の検温、アルコール消毒、お客様入店時の検温、アルコール消毒の徹底を致しております。その為、大変申し訳無いのですが、検温結果が37度以上のお客様の入店をお断りさせて頂いております。

・テイクアウト、デリバリーサービスについて
各種デリバリーアプリ(Uber Eats／出前館／menu／CHOMPY／Wolt)に対応しております。勿論テイクアウトもやっていますのでお気軽にどうぞ！　待たずに出来る電話予約がおすすめです！

伊藤修子(いとうしゅうこ)

女優。1977年神奈川県生まれのA型。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。趣味は編物、喫茶店巡り、散策、70～80年代香港映画鑑賞など。99年より劇団「拙者ムニエル」に所属し、全作品に出演。2009年より吉本興業株式会社に所属。主な出演作品は、NHK大河ドラマ「平清盛」(12)、KTV「お義父さんと呼ばせて」(16)、CX「Chef～三ツ星の給食～」(16)、CX「セシルのもくろみ」(17)、EX「おっさんずラブ」(18)、CX「結婚相手は抽選で」(18)、MBS「ピーナッツバターサンドウィッチ」(20)、EX「お花のセンセイ」(20)、現在、TBSにて放送中のドラマ(毎週金曜夜10時)「俺の家の話」に、堀井先生役として出演中。