和田颯×「猫」
「猫はかわいい。猫は正義。ずっと一緒にいて欲しい」
和田 颯(わだ はやて)
1994年2月3日生まれ、群馬県出身。パフォーマー。グループ最年少だが、ダンス歴は最長で、Hayate名義で多くのダンスイベントに出演している。また俳優としても、活躍の場を広げている。FM GUNMA「Da-iCE和田颯のハヤラジ」にレギュラー出演中。
――猫を好きになったきっかけは?
もともとは超犬派だったんですけど、4年前にテレビで猫特集を見て素直に「かわいいな〜♡」って思っちゃいました(笑)。
そのタイミングで、仕事のスタッフさんの知り合いにメインクーンの子猫が生まれたので、男の子を引き取りました。
メインクーンはかなりサイズが大きいタイプなので、生後3カ月でうちに来たときにはもう成猫くらいあって、「子猫……か?」とびっくりしました(笑)。名前はシエルです。
――猫との生活で発見したことは?
とにかくかわいい♡ もっとツンツンして寄って来ないと思っていたら、意外と甘えん坊でした。
玄関まで迎えに来てくれたり、寝るときに呼ぶと頭の横に来て一緒に寝てくれたり。想像していた以上にかわいいです。
――逆に困ったことは?
シエルが寂しいかなと思って、一昨年、2匹目のエト(ベンガル・雄)をブリーダーさんから買いました。
めっちゃ仲が悪くて、シエルがエトにシャーシャー言って、毎日取っ組み合いをしています。でもたまに、シエルがエトの頭をペロペロしたりも。猫の気持ちがわからないので、観察しています。
あと、シエルが長毛なので、トイレを失敗するとお尻にうんちを付けたまま歩いているのには、かなり困ってます。爪を切るのもひと苦労です。
でも、一番困っているのは、猫が際限なく増えそうなこと。去年もスタッフさんの知り合いに子猫が生まれて。写真を見せてもらったら、ぶさかわいいチンチラだったんです。
「ちょっと考えます」と悩んでいる間に、引取先が見つかってちょっとホッとしました。
「うちにもう1匹増えて大丈夫かな?」と悩みつつ、飼おうとしている自分が怖かったです……。
――2匹とも雄なんですね。
はい。僕は男の猫ちゃんの顔のほうが好きみたいです。
女の子はただただかわいいんですけど、男の猫ちゃんの凛々しさやかっこよさが好きです。
――和田さんにとって猫とは?
家族であり、癒やしです。落ち込んだときに、すっと近寄って来てくれる。
「え? わかるの~?」なんて話しかけると、面倒そうな顔をしながらも、横にいてくれます。
猫はかわいい。猫は正義。自分の横に、ずっと一緒にいて欲しいです。
Da-iCE(ダイス)
ツインボーカルと3人のパフォーマー全員が、テクニックとエモーショナルな表現力を兼ね備えているダンス&ボーカルグループ。2011年にグループを結成し、2014年にシングル「SHOUT IT OUT」でメジャーデビュー。2020年、レーベルをavexに移籍。8月よりシングル5枚と6thアルバム『SiX』を6カ月連続リリース中。アーティスト名の「Da-iCE」は、「DANCE」とサイコロの「DICE」を掛け合わせた造語で、メンバー5人(5面)にファンを加えた6面で「Da-iCE」が形成されるという意味を持っており、小文字で表記した「a-i」には、愛を持ったアーティストでありたいという願いが込められている。
「SiX」
「視覚」「聴覚」「味覚」「触覚」「嗅覚」の五感を音楽で体感するということをコンセプトに掲げたシングル5曲に、「androp」や「BLUE ENCOUNT」のメンバーと楽曲制作をして作り上げた新曲などを収録したアルバム。通常盤は全13曲を収録、レコーディングムービーや「CITRUS」のMVとそのメイキングドキュメントを収めたDVD付き。3,800円 avex trax。
2021.01.20(水)
文=須永貴子
撮影=榎本麻美
動画撮影=松本輝一