※この記事は、CREA2019年10月号に掲載されたものです。CREA WEBで一部公開していたインタビュー記事を、特別再編集して、全文公開します!
2019年10月4日(金)に公開された映画『HiGH&LOW THE WORST』。ここで次なるテッペンを目指す高校生・楓士雄と司を、THE RAMPAGEでボーカルを務める、川村壱馬さんと吉野北人さんが演じた。
この映画で演じたキャラクターのこと、そこから垣間見られたふたりの深い絆まで必見のインタビュー!
出会いから5年間 初対面のお互いの印象は?
5年前の春のこと。
ボーカル・バトル・オーディションの3次審査が終わったあとで、川村壱馬さんが、「北人くんだよね?」と声をかけてくれた時のことを、吉野北人さんは今もよく覚えているという。
「『週刊EXILE』という番組がオーディションに密着していたので、番組を通して、お互いの存在は知っていました。
でも僕はシャイなので『壱馬くんだ!』と思っても、なかなか話しかけられなかった。
宮崎出身って、だいたいシャイなんです(笑)。でも初対面なのに、壱馬は大阪のノリで話しかけてくれて、『お!』って思った」(北人さん)
「確かに、北人は全身からシャイな感じの雰囲気を醸し出していて、今よりずっと可愛い感じだった」と壱馬さんが言うと、
「まだ17歳だったし、黒髪に太眉の垢抜けない感じで、『NARUTO』のロック・リーっていう太眉のキャラクターに似てるってメンバーによくからかわれてた」
と、北人さんは昔を思い出して、少し恥ずかしそう。
「でも、垢抜けてないのはお互い様。二人ともいい思い出だよね。オーディションの写真、削除してほしい」
と壱馬さんが言い、二人は顔を見合わせて笑った。
2020.05.30(土)
文=菊地陽子
撮影=森本洋輔
スタイリスト=中瀬拓外
ヘアメイク=JANET(KIND/川村)、谷川一志(KIND/吉野)