なりたい自分になっていくことが人生の課題(壱馬)

 同じチームに所属し、同い年で、同じボーカリストで、同じタイミングで芝居にチャレンジした。

 共通点は多いけれど、「芝居の面白さ」についての答えは、全然違う。

「僕は、生きていく上で、自分の嫌なところやコンプレックス、弱いところに気づいたら、それを一つ一つクリアしていきたいタイプ。

 自分の弱点を認めた上で、どんどん成長していきたい。変わりたい。

 なりたい自分になっていくことが人生の課題なんですが、役に入るということは、ある意味自分がイメージする人間になっていくこと。そこが、自分の生き方とシンクロして、面白いです」(壱馬さん)

「お芝居で学んだことを、音楽に還元できそうだなと思いました。

 感情の込め方という点で、歌と芝居は似ている。表現の仕事って集中力が大事だと思うんですが、この間のライブで、『あ、集中力がついた!』と思った。

 芝居にチャレンジしたお陰です」(北人さん)

2020.05.30(土)
文=菊地陽子
撮影=森本洋輔
スタイリスト=中瀬拓外
ヘアメイク=JANET(KIND/川村)、谷川一志(KIND/吉野)

CREA 2019年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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