今年結成10周年を迎えたダンス&ボーカルグループDa-iCE

 2011年にグループを結成して以降、日本武道館での公演や25都市31公演で7万人を動員する全国ツアーで成功を収めるなど、今勢いが止まらない5人組ダンス&ボーカルグループ「Da-iCE(ダイス)」。

 美しいハイトーンボイスの花村想太と力強くも優しいアーシーボイスの大野雄大がツインボーカルを務め、そこに工藤大輝・岩岡徹・和田颯の優れた表現力を持つパフォーマーたちによるレベルの高いダンスが加わった彼らのパフォーマンスは、一度見たら虜になること間違いなし。

 そんな彼らが2021年1月20日(水)に6枚目となるオリジナルアルバム「SiX」をリリースする。

 今回のアルバムは、“五感で感じるエンターテインメント”をコンセプトに、音楽で五感を体感する作品を5カ月連続でリリースをしてきた彼らの集大成となる1枚。

 アルバム発売を記念して、今年結成10周年を迎えたDa-iCEにスペシャルインタビューを決行。お互いへの信頼感、仲の良さがにじみ出たインタビューとなりました。

» Vocal&Performer 花村想太・大野雄大が語る「今一番夢中なこと」
» Performer 工藤大輝・岩岡徹・和田颯が語る「今一番夢中なこと」


Da-iCEをよく知るための1問目

①Da-iCEの魅力とは?
「自信があるのは楽曲の多彩さ」(工藤大輝)

――自分たちの思うDa-iCEの魅力を教えてください。

大野雄大 親近感。僕は芸能人の方を見ると、「あ、芸能人だ」といまだに思っちゃってます。

4人 アハハハハ!

大野 芸能人の自覚は、必要なときには意識して持つようにしていますけど、普段はふっつーの人間です。

工藤大輝 自信があるのは楽曲の多彩さ。まずは1回聴いてみていただきたいです。

花村想太 楽曲はものすごく真面目に作ってます。アレンジャーさんが最新トレンドを研究する一方で、古き良き音楽も踏襲してくれている。

大野 「CITRUS」(2020年に放送された日本テレビ系日曜ドラマ「極主夫道」の主題歌)をいいなと思ってもらえたら、次はぜひアルバムを聴いてほしいよね。

工藤 うん。あの曲はロックバラードで、Da-iCEの中では異色だったりするので。

花村 たしかに。最初は、自分たちが歌うイメージを全然想像できなかったけれど、蓋を開けてみたら歌詞ランキングで3週連続1位になったので、自信になりました。新しいチャレンジができてすごくありがたかったです。

和田颯 Da-iCEは振付師さんもすごく豪華。楽曲ごとに、他の曲の振り付けを越えようと頑張ってくれることで、どんどんレベルが上がっていっています。ぜひダンスにも注目してほしいです。

岩岡徹 パフォーマーから見て、2人(大野&花村)のボーカルが魅力的です。まったく違う声質で、いろいろな楽曲を歌いこなしてくれるので、毎回頭がこんなん(びっくりした顔文字の真似)なってます。

2021.01.19(火)
文=須永貴子
撮影=榎本麻美
動画撮影=松本輝一