●マスク時代のアイシャドウのコツとは?
「続いて、アイシャドウの色でも明るさを出していきましょう。今回は、モーヴ(薄く灰色がかった紫色)とミントの2色を使います。
まずは、モーヴをアイホール全体と下まぶたを囲うように入れて、目周りを明るくします。
次に、ミントは、目を開けた時に少し見える程度に目尻に入れると、ナチュラルで華やかな雰囲気が作れます」
モーヴとは聞きなれない名前でしたが、肌に乗せると少しピンクっぽい色味になって、目元がぱっと明るくなりました。
締めに入れたミントもいい感じです。
また、「マスク時代のメイク術」に侮れないのがマスカラとアイブロウ。
「マスカラはビューラーをしっかり使った後、放射状に、丁寧に塗ると、それだけでも目が大きく見えます。根元から丁寧に塗ると、アイラインを使わなくても、印象的な目元になります」
今回は、ネイビーのマスカラを使っていただいたのですが、華やかさが増しただけでなく、ぐっとあか抜けた印象になりました。
なお、簡単に肌に明るさを出したい時には、先ほどハイライト的に使ったコンシーラーを入れたイラストの赤線部分に、スティックタイプのハイライトを使用するのもオススメということです。
●マスク時代メイクのできあがりです!
仕上がりました。コンシーラーを使ったメイクで明るい目元を作ることができました。
かなりシンプルな工程にしていただいたのに、ずいぶんと明るい印象になりました。
メイクの場所をイラストで確認しておきましょう。
2020.10.25(日)
文=にらさわあきこ
写真=平松市聖
写真提供:RMK