Data 2月17日(月)夜ごはん& 24日(月)お昼ごはん

 台湾最初の夜は、言わずと知れた「豆のスープ」で有名な名店「人和園雲南菜」へ。

 日本人会社員や観光客が多く、メニューにも日本語表記があるなどほっとできる雰囲気。お店の方もフレンドリーで、台湾の温かさ、気さくさに触れられる場所でした。

 名物「鶏油碗豆」(豆のスープ)は、豆の鮮やかなグリーンの色合いに感動。よく見ると豆の大きさがぴしっと均等なのに驚かされます。

 スタッフの方々が手作業で、同じサイズのものを仕分けしているそうです。さっそく味わってみると、ひと粒ひと粒の存在感が大きく、口の中でぷちっと弾けると、豆の香りが広がる特別なスープでした。

 ほかのメニューのどれもひとひねりあって、香り豊かな味わいにビックリ。

 涼拌蕨菜(蕨の前菜)は、花山椒がきいた和え物。蕨の食感が心地よく、今まで出合ったことのない山菜の食べ方がとても新鮮でした。

 干扁香菇(雲南エリンギ炒め)豆のスープに続く人気メニュー。一見、ごぼうのささがきを揚げたのかと思いきや、エリンギだとは! パリパリの食感&ピリ辛味でビールとの相性が抜群。あとひく味。

 牛肝菌捲餅(いんげんとポルチーニの巻き餅)でボルチーニの香りを封じ込めた巻き餅で、表面のパリっと感がおいしさを引き立てていました。味の引き出し方がとても繊細。

 取材の最終日、「最後のランチですが、何が食べたいですか?」とコーディネーターの青木さんに聞かれて、「人和園にもう一度行きたい!」と思わず言ってしまったほど、忘れられない店。

 帰国後の今も人和園が恋しくなります。

人和園餐廳

所在地 台北市中山區錦州街16號
電話番号 02-2568-2587
営業時間 11:30~14:00、17:30~21:00
アクセス MRT中山國小駅2番出口から徒歩約6分