アジアンテイストの 見目麗しいランプシェード

◆浪草燈 6,980元

 太平洋に面し、美しい棚田が広がる港口集落。ここでは約十年前から舒米如妮(Sumi Dongi)という女性が中心となり、先祖から受け継いできた稲作方法を復活させる取り組みが進められています。

 同時に、田んぼの周りに生える輪傘草も再び栽培されるようになり、失われつつあったゴザ作りが復活しました。

 ちなみに、舒米如妮(Sumi Dongi)さんによる伝統農法の復活に関するプロジェクトは『太陽的孩子(邦題:太陽の子)』という映画にもなりました。

 「Kamaro'an」ではこのゴザを使って菱形のランプシェードを開発。その美しいフォルムは波のリズムが感じられるようだと評されています。

 2017年にはパリで開催されたインテリアの見本市「メゾン・エ・オブジェ」で「Rising Asian Talents(アジアで最も才能のある若手デザイナー)」という栄誉ある賞も獲得。

 優しい陰影を作り出すランプシェードは眺めているだけでも気持ちが安らぎます。部屋の片隅に置いてみてはいかがでしょうか。

2020.03.31(火)
文・撮影=片倉真理