口の中を懐中電灯で照らしてみれば……

街でも、至る所にスイーツショップがあり、甘いものの誘惑がいっぱいです。プラザホテルの正面にある高級おもちゃ屋「FAO SCHWARZ」は、1階の半分がスイーツコーナー。ゴシップ誌によると、アンジー&ブラピが子どもを連れて買い物に来るそう

 そんなこともあり、長男にせがまれて、昨シーズンはジンジャーブレッドハウスを作りました。念のため、「これはクリスマスの飾り物用のお菓子で、食べるお菓子ではないのよ。お腹が痛くなるから、食べないって約束して!」と釘を刺しました。

 が、クリスマス直前の夜、ふとジンジャーブレッドハウスを見た時に「こんなに殺風景だったっけ?」と不思議に思って、完成直後に撮った写真と見比べたら……、絶句。デコレーションが半分以下になっていたんです!?

 思い返すと、歯磨き後に、口を動かしていたような気がして、何度か「何か食べている?」と聞いたことがありました。「食べてないよ」と言われ、「食べられる物もないしな」とあっさり納得していた自分にがっくり。長男は、今まで、こういう誘惑には勝つタイプだったので、安心しすぎていました。翌朝、「ジンジャーブレッドハウスからお菓子が消えちゃって、ママ、驚いちゃった。なんでか知っている?」と言ったら、長男はしれっと「ゴーストだよ! 皆が寝てから、ゴーストが来て食べているんだ!」なんて、ほざいていました(苦笑)。

 それから3カ月後。長男が2晩続けて頬が痛いと愚図ったんです。歯は痛くないと言うけれど、仕上げ歯磨きのときに、懐中電灯で確認すると、左上奥歯の中に影が!? 「これ、きっと虫歯だ……。クリスマス前、歯磨き後にあれだけ食べていたら……。いくらNYの照明が暗くても、なんでこんなになるまで気がつかなかったんだろう」と大ショック。

 その夜から歯医者さん探しを始めました。

田口玲子 (たぐち れいこ)
東京都生まれ。6歳と1歳の息子たちと共に、ニューヨーク・マンハッタンに住む。出版社にて週刊誌編集部、女性誌編集部、広告部を経て、夫の赴任に伴い2010年夏にニューヨークへ。渡米後、次男を出産した。旅行好きで訪ねた国は30カ国以上。旅するのと、生活するのは違うということを痛感する日々。子育ての合間の楽しみは、ベーグル店巡り。

Column

NYで子育てしてみました!

息子の幼稚園はマンハッタンのど真ん中! 英語はかたこと、さて……。ほんわかNY子育て記

2013.01.22(火)