NYのPre-Kはお菓子天国!?
日本の幼稚園の年中に当たるPre-K(Pre-Kindergartenの略称)に通って3日目のこと。お迎えに行ったら、長男の口の周りが茶色。「まっ、まさかチョコレートを食べた?」と絶句していたら、長男は満面の笑みで
「ママ! 今日ね、チョコレートケーキを食べたの。美味しかった♪ でもね、大き過ぎて、全部、食べられなかったの」
チョコなんて食べさせたことなかったのに……。さすがはアメリカ、と思わされました。それからも、えーっ!? と思うような着色料たっぷりのお菓子を「食べ切れなかった」と持ち帰ってきました。
日本では、保育園でお菓子を食べていたので、家ではなし。「保育園ってスゴイね。ママにも分けてよ」と言って、おにぎりを持ち歩いていました。甘いものと言えば、ドライフルーツぐらい。それが一転して、お菓子天国。いきなり英語だけの環境に放り込まれた長男でしたが、お菓子のお陰でか「Pre-K大好き!」と、喜んで通っていました。でも、虫歯は怖く……。
ある日のお迎えで嘆いたら、ベジタリアンのママ友は「あら、先生に言えば拒否できるわよ」と。彼女は、娘にお菓子代わりにナッツを持たせていました。でも、これだけ喜んでいる長男にそんなことをしたら、「Pre-Kが嫌」と言いかねない……。郷に入れば精神で行くしかないと諦めていたら、お菓子がキッカケで親友ができました。
放課後のプレイデートで、春日井製菓のグミをあげたら、お友達がとっても気に入ったんです。長男も自分があげた物を褒めて貰ったのが嬉しくて、二人は急接近。ほぼ毎日、放課後は一緒にプレイグランドへ行き、グミを2、3個食べる習慣がついてしまいました。それに従って、私の甘いものへの許容範囲も広がった気がしています。
2013.01.22(火)