年初のご挨拶がわりに、毎年、私が知人に配っているクッキーをご紹介しましょう。

 神戸の小さな工房で手作りされている干支クッキーです。今年はヘビで「可愛くするのに苦労しました」と、作り手でデザイナーの山本はるみさん。そうそう、ウサギ年のクッキーはすごく可愛くって、差し上げた方は皆、「食べるのがかわいそう!」「飾っておくわ!」と大喜びされました。でも、今年のヘビもなかなか愛らしいでしょう!?

 この「アンディ」のクッキーは、すべて山本さんがデザインし、型から作っているオリジナル。その魅力は、可愛さだけではありません。材料は、小麦粉、バター、卵。砂糖はてんさい糖。さとうきびから作られる砂糖と違い、砂糖大根を原料とするてんさい糖は体を温める作用があり、含まれるオリゴ糖はおなかのビフィズス菌を増やしてくれるのだそう。他には、ココア、着色料として、クチナシ、紅花黄、ビートレッド(アカザ科ビートが原料)。「できるだけ安心安全な素材を使って作っています」と山本さん。

干支クッキー 箱入り850円(ヘビ1個、梅2個、松1個の袋入りは450円)

 ひと口噛むと、コリッとしっかりした歯応え。カリコリ噛むうちに、バターと卵の香ばしさが口いっぱいに広がります。ほんのり甘くて幸せな気分になれるクッキー。ちょっと懐かしい風味で、コーヒーや紅茶、濃い緑茶やほうじ茶にもよく合うおやつなんです。

「78年から作り始めました。ウサギや猫、ペンギンやアヒル、象などの動物、イチゴやバナナ、パイナップルなどのフルーツ、アイスクリームやサボテン…。カラフルで楽しいお菓子を作りたくて」。最初は、大きな瓶に入れて並べて販売。1個ずつ選んで買えるクッキーは、子供達だけでなく、「可愛い!」「オシャレ!」と女子中学生や高校生にも大人気でした。その後も、ヨモギや黒砂糖、芋粉の和風シリーズ、ローズマリーやミントなどのハーブを使ったものなど、色々作ってきたそうです。そして、現在は、安心・安全な材料で「季節のクッキー」を展開。「季節感を重視したコミュニケーションクッキーは、ちょっとした季節のお便りです!」。

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2012.12.30(日)