ムエタイだって体験できる!
客室には、オーガニックのハーブティーやナッツ・ドライフルーツ類などヘルシーなスナックが置かれている。
また1日のプログラムを終えた後、ゆっくりと癒しの時間を楽しむために、スチームルームにもなるシャワー室で使うライムやミント、レモングラスのハーブ、アウトドアバスの中に入れる入浴剤やスクラブなどを日替わりで用意してくれる。
サンクチュアリー・ウェルビーイングは、求道的なリトリートともまた異なる、休日を過ごすリゾートにベースを置きながら、生活や生き方を見直すきっかけを見つけられるプログラムなのだ。
私も4つの体験に沿って、アクティビティをピックアップしてみた。まずは「新しい健康」体験ということで、15時間以上ずっとPCに向かっているという生活で気になっていた「姿勢を正す」アクティビティ。
背骨が歪んでいないかをまず壁面を利用してチェック。頭の重さを支える背骨そして腰には、いつの間にか負担がかかって、肩こりや腰痛予備軍が潜んでいるらしい。通販でも購入できるという簡単なゴムのような用具を使っての背筋エクササイズやヨガのポーズなど、日頃のメンテナンスにも生かせるアイデアをくれるのがいい。
次に運動やストレッチなど「バランスの取れたフィットネス」では、かねてからやってみたかったムエタイに挑戦。
テーピングをして臨む60分のプログラムは、パンチ、キックの基本動作を繰り返した後、終盤はスパーリングまで入ってかなりハード。しかし、思い切り蹴りを入れるのは、フィットネスもさることながらストレス解消度抜群。
このほかに周辺の村やビーチにサイクリングに出かけたり、別のフィットネスも。
2018.10.02(火)
文・撮影=小野アムスデン道子