花の金曜日は保育園の帰りにファミレスへ！
さて、仙田さんにとって自分を保つうえで必要なものを聞くと「子どもとの時間と趣味」と答えてくれた。
金曜日の夕食は、保育園のお迎えの後で子どもとファミレスに行くのがお楽しみ。子どもが産まれる前にはめったに行かなかったファミレスだが、今は自分にも子どもにも「1週間お疲れ様！」の気持ちもこめて、打ち上げ気分を楽しむ。ばたばたしている日常の中で、食事の支度も片づけもなく、じっくりと子どもと向き合って話せる貴重な時間だ。
子どももママもお楽しみ。週末のファミレスで「お疲れ様！」
また、子どもの誕生日のときに手作りケーキを作ってあげたいという思いから始めたケーキ教室も月に1度欠かさず通っている。単にケーキ作りの技術を学ぶだけではなく、地域のさまざまな立場や年齢の人と触れ合える場ともなっている。
育休期間に仙田さんは、子育てにまつわる地域の制度やそれにまつわる職種や人々を知った。それまでは全く接点のなかった世界だったが、ケーキ教室、親子カフェ、子育てサロン、保育ママ制度、地域のママ友の存在など、自分たち子育てママが地域に支えられていることを実感したという。
お手製のイチゴタルト。イチゴを乗せるのは子どもと一緒に
今は、子どもがいても働き続ける女性が多い時代。今後は子育てするママに役立つことに、自分も仕事を通して関わっていければいいなと感じている。
Column
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2012.08.16(木)
text&photographs:HITOMINA
