九州の大自然と人々の笑顔、そして豊かな食を巡る豪華クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」。乗るたびに新しい物語に出会わせてくれる夢の列車で、九州の魅力を再発見する旅へ。


贅沢な空間に満ちる最高評価のホスピタリティ

 その特別な空間に足を踏み入れた瞬間、思わず小さな歓声を上げてしまった。クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」の最後尾に位置する“DXスイートA”は、驚くほど大きな車窓いっぱいに雄大な九州の風景が広がる特別なスイートルーム。

 九州の伝統工芸品に彩られたラグジュアリーな空間が、この旅にくつろぎのプライベートタイムを与えてくれるのだ。

 2013年、日本初のクルーズトレインとして誕生し、九州7県それぞれの輝きと地元の人々の笑顔を繫いで走り続けている「ななつ星 in 九州」。九州各地の名シェフによる美食がシーンごとに供されるラウンジカーにはパノラマ車窓が備わり、茶室を設けたサロンカーやギャラリー、バーも用意。

 わずか10室の客室はどれもゆとりあるスイート仕様と、7両の車両すべてが贅を尽くした空間となっている。

 そこに満ちているのは、「ななつ星」を愛し、ゲストの乗車を心待ちにするクルーたちの温かくきめ細やかなもてなし。国際的なアワードの一つである「Hospitality Awards® 2025」において「Best Concept on the Move」部門の最優秀賞を受賞するなど、その評価は海外でも高まる一方だ。

 今回の旅は3泊4日で博多から久留米、阿蘇、雲仙などを巡り、土地ごとのエクスカーションや名宿でのステイを満喫する雲仙コース。大人を心からわくわくさせてくれる夢のクルーズトレインに乗車し、さぁ出発しよう。

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CREA Traveller 2026年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。