花を生ける前の下準備

 花と仲良くするために、ぜひとも知っておきたい豆知識。実践すれば、花はいきいき&長く咲き続けてくれること、確実。

1:はさみと霧吹きを用意

 キッチンバサミ等でなく、できれば使ってほしいのが切れ味も鋭く、堅い枝ものが簡単に切れる花ばさみ。ホームセンターなどで1000円台から揃う。また、水を替える時間がないときや花に元気がない日は、花の裏側や葉に霧吹きでシュッ。保湿することで、花もしゃきっと元気に。

2:生ける前に器をきれいに

 手持ちの花器をじっくり眺めてみて。“食べ物を入れるわけではないから”と意外と掃除をおろそかにしがちでは? もともと汚れている器にきれいな水を注いでも、すべて台無し。茎はすぐに腐り、水が濁る原因に。食器用洗剤で器を磨き洗いして、清潔な布で水分を拭き取っておこう。

3:茎は斜めに切ること

 聞き覚えのある人も多いこの知識。その理由は植物が水を吸い上げやすいよう、茎の断面積を大きくし、吸水力を上げるため。また、水の吸い上げが悪いバラやアジサイ、枝ものは、斜めにカットした後に、茎元の皮を削ると、水の吸い上げを助けてみずみずしくなる。

4:水につかる部分の葉は取る

 花を長持ちさせるために欠かせない“きれいな水”。いかにして濁らせないか? が長く愛でるためのキーワード。水につかった葉がそのまま腐ってしまうことが水を濁らせる最大の要因なので、その部分の葉は潔く取り去ろう。ガラスなど透明な器では、見た目がすっきりする効果も。

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2012.07.01(日)
text:Yukino Hirosawa
photographs:Takashi Ebara
styling:Kazumi Hirai(flower) / Yuko Magata(green)

CREA 2012年7月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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