ビーチパラソルの定番色は?
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ビーチから階段を上った所に幅10メートルくらいの遊歩道があり、その脇に自転車専用道路とヤシの並木道、そして自動車道、オーシャンフロントのホテル群と続きます。
遊歩道のところどころに、海に向かってベンチやチェアが置かれ、犬の散歩途中の地元の人やツーリストたちが一息ついています。
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ベンチに腰掛けると、玉石を洗うシャワシャワという波音が届き、目の前には穏やかな海が広がっています。色見本にある“ブルー・ドゥ・コートダジュール”のとおりの色、いえ、もっと輝いているかもしれません。
浜には釣り竿を立てている地元の人や、寝転んで日差しを楽しむ人がたくさん。空を見上げると、大きなカモメが飛び交い、時折、空港を飛び立つ飛行機も視界を横切ります。ここはなんて太陽が眩しいのでしょう。
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看板の地図によると、25カ所の公共ビーチがあり、その合間を縫ってネイビーや白のパラソルが連なるビーチクラブが陣取っています。
パラソル下のソファやテーブル席にはカップルや家族連れが、ワイン片手になごやかに談笑していたり、みんなでランチを楽しんでいたり。まさにおしゃれな海辺の街、思い描いたとおりのコートダジュールです。
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7キロ続くビーチのうち、ホテル・ネグレスコを境に空港寄りと旧市街側で雰囲気が変わっています。空港寄りのホテルはモダンで白一色が多く、旧市街に近づくにつれ、マスタード色やくすんだピンク色の壁の建物が増えてきます。
2018.05.19(土)
文・撮影=古関千恵子