日本酒に合うつまみがいっぱい!

唎酒師の資格を持つ女性スタッフの川崎さん(左)は27歳。年間800種類のお酒を呑むのだそう!

「まずは、1杯目にオススメの、栃木県の日本酒・仙禽(せんきん)から、〈初槽直汲み生 せめ〉をお出ししたいと思います。ワインを勉強していた人が作った、フルーティな生酒なんですよ」(川崎さん)

仙禽 初槽直汲み生 せめ 60cc(300円)。

「ワイングラスで日本酒を呑むなんて、おしゃれ! すごくいい香りがしますね。では、いただきます。わーー、おいしいっ! 甘味もあって、日本酒っぽさがあまりしないですね。これはめちゃめちゃ吞めちゃうなぁ、なんて説明したらいいのかわかんないけど……」

とっても呑みやすくて美味しい日本酒に出会えて、この笑顔!

「昔ながらの日本酒の感じとは違って、吟醸香も青リンゴとかマスカットの香りに近いですよね」(川崎さん)

「そう! そんな感じがします!」

 って、もなりさん、スタッフさんのコメントに思いきり乗っかってますが(笑)。日本酒は、もろみから酒を搾って作りますが、その搾る工程によって「あらばしり」「中汲み」「せめ」という順番で呼び分けているのだそう。

説明を聞きながら、じっくり味わうもなりさん。

「〈せめ〉は圧縮して酒を出すので、〈あらばしり〉や〈中汲み〉に比べてアルコール度数が高くなるんです、だけど、それが好きってことは、結構お酒がお強いのかもしれないですね(笑)」(川崎さん)

 美味しい日本酒には美味しいおつまみを! 店内で販売している缶詰などもその場で食べることも可能で、またカウンターのみで販売しているおつまみも多数。数あるメニューの中から、まずは鮭のパテとじゃがバターをチョイス。

「クリーミーな鮭のパテも、じゃがいもの甘さとバターの風味が効いてるじゃがバターも、どっちも日本酒にバッチリ合いますね!」

鮭のパテ(380円)、じゃがバター(250円)。

 と語りつつ、2杯目は何を呑もうかとワクワクが止まらないもなりさんに、次なるオススメは?

2018.05.09(水)
文=宮内 健
撮影=榎本麻美