シートマスクの未来を遂げる
ニードルタイプ
ヒアロニード シート 3,200円/MICHIKO.LIFE
同時に、シートマスクの未来を遂げるのがニードルタイプ。柔らかいトゲそのものが有効成分で出来ていて、ゴムの剣山のように肌に挿して成分を浸透させる形状のマスクが何年か前から登場しているが、それを藤原美智子さんのブランドでデビューさせた事はとても大きいと思う。目もと用もその場で目に見える手ごたえ。これこそ未来の定番としてさらに進化し、一気にポピュラーになっていくに違いない。
ホワイトショット QX(シートマスク 24mL [医薬部外品]5包、フィルム状美容液 4枚×5包) 11,000円/ポーラ
もうひとつ、シミ部分には部分用の小さなマスクを貼り、上から全顔用のくすみ取りマスクを重ねると、シミ用が溶けて肌の中に入っていくという仕組みのポーラのダブルマスクも第二世代。このシミ用はフィルム状美容液だから、肌内へと溶かし込むことができるのだ。これこそマスクの未来といえるのだろう。
シートマスクは、生まれながらに他の化粧品にはない“ときめき”があって、キレイになれそうな予感はピカイチ。やっぱり捨ておけない重要アイテムなのだ。だから、静かに始まった第二次ブームに、乗り遅れずに。
齋藤 薫 (さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍。『“一生美人”力』(朝日新聞出版)、『なぜ、A型がいちばん美人なのか?』(マガジンハウス)など、著書多数。近著に『されど“男”は愛おしい』(講談社)がある。
Column
齋藤 薫 美容脳ルネサンス
美容記事の企画、化粧品の開発・アドバイザーなど幅広く活躍する、美容ジャーナリスト・齋藤 薫が「今月注目する“アイテム”と“ブランド”」。
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 - 文=齋藤 薫
撮影=釜谷洋史 - category
 
 CREA 2018年1月号
 ※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
              
