未知のバイスサワーに初挑戦!
黒板メニューにあるたくさんのおつまみからは「パクチーのせもやしナムル」「愛媛県産カンパチ刺」をチョイス。
「もやしのナムル大好きなんですけど、パクチーはちょっと苦手で。でも、挑戦してみます……わっ、美味しい! ここのパクチーは食べられます(笑)。ナムル自体の味付けも好みだし、もやしもシャキシャキしてて美味しい。これは絶対ビールに合いますね! ちなみに値段は……えっ、250円!? 安ーーーい!」
立ち呑み初体験の勢いに任せて、なんと苦手なパクチーまで克服してしまったもなりさん。こういうのもビギナーズラックと言うんでしょうか。
「カンパチのお刺身も、新鮮で脂がのってて美味しい! もっといろんなおつまみも食べたくなりますね」
ここで、お店の名物のひとつ「とり天」も追加でオーダー。
「うーーーん、美味しい! しっかり下味がついてて、ちょっと餃子みたいな味にも感じたんですけど、おかしいですかね? ここにビールを流し込むと……うーーーん、やっぱり最高です(笑)」
瓶ビールの旨さを堪能したところで、他にも別のものを呑んでみましょう。會田さん、何かオススメはありますか?
「バイスサワーなんかどうでしょう? シソの風味がついた炭酸飲料(割りもの)なんですけど、女性のお客さんは色がかわいいって呑む方が多いですね」(會田さん)
ということで、バイスサワーに初チャレンジ! ちなみにベースのお酒は金宮焼酎。赤星と金宮は、名店と呼ばれる店に置いてあることが多いので、酒呑みが店を選ぶ時にひとつの基準になるようです。
「なるほど〜。赤星と金宮が置いてある店は名店かあ(メモ)。バイスサワー、初めて見ましたけど、ホント色がかわいいですね! これ、量はどれぐらい入れるのが正解なんですかね?(笑)」
最初に入ってる焼酎の量にもよるけれど、最初に瓶の半分ぐらい割りものを入れて呑んでみましょう。それでも濃いようだったら、割りものをさらに足してアルコール分を薄めて。1杯目が呑み終わってまだ割りものが残っていれば、追加で焼酎の「中(ナカ)」だけを頼んでおかわりしてもいいでしょう。
「じゃあ、バイスサワーいただきます。わ、美味しい! 子どもの頃によく食べた、〈小梅ちゃん〉って飴ちゃんを思い出しますね。飲みやすいから、クイクイいっちゃう。あんまり他のお店では見た事ないんですけど、どこにでも置いてるものじゃないんですか?」
2017.12.18(月)
文=宮内 健
撮影=山元茂樹