四国スイーツ、要注目! です
ところで、別子飴の“別子”とは、かつて日本三大銅山のひとつだった“別子銅山”の別子。世界一の銅産量を誇った時期もあったのだそう。地方の銘菓には、日本の歴史が刻まれているんですね。
別子銅山は閉山後、一部は産業遺産として一般開放され、“東洋のマチュピチュ”と呼ばれている景色を見ることができるそう。
別子飴本舗は、別子飴のほかにも、地元産の素材を使ったお菓子もヒットしています。伊予柑、鳴門金時などを使った和洋折衷の逸品「和・チーズケーキ」、愛媛県産のブランド里芋“伊予美人”をスティック状にした「伊予美人の里芋バー ポリポーリ」などが大人気。
私の勝手なイメージですが、四国って独特のおおらかなユーモアとサービス精神を感じます。お菓子のネーミングや価格設定も親しみやすくていいですよね。心やすい相手に、もってこいの手みやげスイーツだと思います。
本店は愛媛県なので、私は東京の三越で買うことが多いです。別子飴本舗の通販サイトも利用できます。
別子飴本舗
所在地 愛媛県新居浜市郷2-6-5
電話番号 0897-45-1080
Column
肱岡香子のSweetsな手みやげ
フードスタイリストでお菓子大好きな著者の、豊富な“手みやげ”経験を元に、季節に応じた見目麗しいお菓子の数々をご紹介します。
2017.10.28(土)