「唇は肌」。ベアミネラルにしか
作れないヌードリップ誕生!
今年2月に登場したリップカラー「GEN NUDE(ジェン ヌード)」はまさにベア ビューティを色で表現した新たなアイコン。ひと目でピピッときましたよ。
「GENとは、遺伝子(Gene)、年代(Generation)、性別(Gender)のこと。ベアミネラルが積み重ねてきた肌色の研究と技術力を注ぎ込んだ肌発想のヌードリップカラーです」(村上さん)
色モノであっても肌が一番というのがベアミネラルらしい。それも世界の肌対応。
「肌でその人自身を主張するのがベアミネラルのメイクアップの考え方。開発の過程では商品名が決まっていなくて仮の名前がつけられるのですが、『リップファンデーション』だったんですね。つまり、ファンデーションの延長にあるリップカラー。すべての色にスキンカラーが入っていて溶け込むようになじみながら唇本来の明るさ、透明感を引き出し、肌の印象が引き立つ仕上がりに。だから、唇だけが目立つことはありません」(村上さん)
日本では第一弾としてリップスティックとリップグロスが各12色、リップライナー4色の全28色が発売に。いろんな肌色の人がいるアメリカではなんと45色展開。機会があったら全色見てみたい。だって28色見渡しただけでもよくぞ作ってくれましたという感じだもの。それもピンクやベージュ、ピーチ、モーヴ系を揃えるニュアンスのある今どきのヌードカラー。
「リップスティックはマンゴーやシアバターなど植物由来の保湿成分を配合。なめらかなつけ心地で唇にピタッとフィットして透明感のあるつややかな仕上がりに。リップグロスはこっくりとしたバームテクスチャー。オイルやバター系の保湿成分、ペプチド配合により唇をふっくらと。重ね使いでさまざまな表情が楽しめます。リップライナーはあらゆるヌードカラーとなじみ、一体感のある唇を演出。ヌードリップの輪郭どりはもちろん、仕上がりの微調整や単独でリップとしても」(村上さん)
3タイプとも使ってますけど、つけ心地がよくて色も質感もキレイ。何よりつけていて楽。これもベアミネラル的ヌード。
「そう感じていただけたら嬉しいですね。つけていてほっとできる色。心までも解放されるようなヌードカラーを作るのが目標でしたから」(村上さん)
今後の展開もすごく気になる!
「肌を土台から作るスキンケア、肌に心地よいファンデーション、肌をよりキレイに見せるカラーアイテム。今後もベアミネラルならではの信念を持ってお客様にずっと使っていただける商品を作っていきたいと思っています。いろいろ計画しているのでお楽しみに」(村上さん)
ベアミネラルの哲学を
結集した不滅のファンデ
5種類のミネラル成分だけで作ったパウダー状のファンデーション。ブラシを使った「クルクル・トントン・サッサ」のステップで気になる肌悩みを自然にカバーし、素肌よりも美しい肌に。軽い快適なつけ心地。
【masami's memo】
色選びもお楽しみ
日本限定のサービス
店頭ではぴったりのカラーを見つけるためにツールを用意。リップ形のパネルを色系統ごとに唇に当てながら肌色が明るく見える色を絞り込んでいく。
店頭へ行けない人はベアミネラルのWEBへ。髪や瞳の色、ファッション、ライフスタイルなどから似合う色がわかるリップカラー診断を実施中。
村上有さん
ベアミネラル マーケティング シニア マネージャー。2015年より現職。20年以上に及ぶ化粧品会社での経験を元に、時代背景とブランドらしさを備えたマーケティングを模索。ベアミネラルを“生涯コスメ”として愛用してくれる女性を増やすことが目標。
吉田昌佐美
キャリア37年の美容ジャーナリスト。新旧の名品やブランドの歴史を知りつくし、研究員からの信頼も厚い。CREAで長年にわたりナビゲーターを務めた連載「ブランド力調査隊」がパワーアップ。確かな分析力と取材力でブランドの「強み」を解説します。
Column
吉田昌佐美のブランド魂発見!
鋭い視点からの取材力と情報の蓄積に定評を持つキャリア35年の重鎮美容ジャーナリストが、コスメブランドそれぞれの「強み」を解説。さまざまな逸品ビューティアイテムに込められた「魂」に迫ります。
2017.05.05(金)
文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一