乾燥性敏感肌に寄り添い 21年目を迎える信頼のブランド

vol.065_Curél(キュレル)

 1999年、花王の乾燥性敏感肌用スキンケアブランドとして誕生したキュレル。敏感肌の意識の高まりとともに愛用者を増やし、日本の敏感肌用化粧品市場で5年連続(2015年~2019年)売上No.1ブランド(※)へ成長。今やアジアや欧米など世界9エリアで展開するグローバルブランドだ。

 「キュレルが見つめるのは乾燥性敏感肌。実はこの言葉もキュレルが最初に打ち出した言葉。敏感肌意識の高まりの背景にあったのが肌を取り巻く環境の変化です。

 湿度の著しい低下、大気汚染、花粉の飛来、エアコンの使用機会の増加などにより肌荒れやカサつきトラブルを繰り返す方が増えて、こうした肌悩みがQOLの低下につながると考えています。

 キュレルでは乾燥性敏感肌に悩むあらゆる年代の方に、顔・体・頭皮のトータルなケアを提案。お手入れを通して毎日の快適な生活をサポートします」と話すのは花王株式会社 キュレル事業部 シニアマーケターの青木麻美さん。

 まずは下の乾燥性敏感肌チェックリストで自分の肌状態を確認してみて。思い当たる人が多いのでは?

乾燥性敏感肌チェックリスト

※これらは乾燥性敏感肌に多くみられる状態です。

□ 肌荒れやカサつきトラブルをくり返す。
□ 昨日までなんともなかった化粧水が、今日は合わない。
□ ほお、目もと、口もとが乾燥してガサガサ。
□ 髪が肌に触れるだけで気になる。
□ すねの粉ふきや、腰まわりのカサつきが気になる。
□ 衣類の素材に気をつかう。
□ 首すじやひじの内側など、汗をふいても肌荒れしがち。
□ 背中の乾燥をくり返す。
□ 頭皮のフケ・かゆみが気になる。
□ 乾燥などの頭皮トラブルをくりかえしがち。

 肌荒れや乾燥が気になると人の視線も気になるし、メイクも控えめに。肌のことを気にして好きな服を着られないことも。

「乾燥性敏感肌はセラミドが不足しがちで角層のバリア機能が充分に働いていない状態。外部刺激を受けやすく、肌が敏感に感じるんですね。皮膚科に行くほどではないけれどきちんとケアしたい、しっとりした肌で快適に過ごしたい方にぜひ使っていただきたいです」

 キュレルとは、英語のCureとWellからなる造語。つまり、治癒して良い状態へと導く。ブランドの思いが詰まった素晴らしいネーミングだと思う。

2020.08.19(水)
文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一

CREA 2020年9・10月合併号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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