優雅この上ないリゾートホテル滞在!

ベトナムらしいデザインのアン ラム ニンヴァンベイ ヴィラズ。

 街遊びは切り上げて、リゾートホテルでまったりすることに。ニャチャンでは、優雅な時間とベトナム文化が満喫できる、洗練されたリゾートライフを送ることもできます。

小高い山のふもと、巨大な花崗岩や小麦色のビーチが広がるシックスセンシズ ニンヴァンベイ。
どことなく和情緒を感じる木のバスタブが印象的。

 陸続きながら、ボートでしかアプローチできないエリアにあるシックスセンシズ ニンヴァンベイは、巨岩が折り重なる海岸線やヒルサイドなどにナチュラルなヴィラが点在。

 また、同じく海を渡っていくアン ラム ニンヴァンベイ ヴィラズも、かつてのシックスセンシズのスタッフが関わったせいか、アジアンリゾートならではの美しい意匠に囲まれています。

ニャチャンで唯一オンザビーチにあるエヴァソン アナ マンダラ ニャチャン。
朝日に照らされる、観光客のいない静かなビーチ。一角では地元の人がすでに暮らしの営みを始めています。

 市街地とチャンフー通りを挟んだオンザビーチには、エヴァソン アナ マンダラ ニャチャンが。瀟洒な佇まいはもちろんのこと、おいしい食事に、ハーブを袋詰めにした入浴剤などの持ち帰りたくなるアメニティ、モーニングコール後にコーヒーを届けてくれるサービスなど、憧れの的としての存在をキープし続けていることに納得です。

 早起きしたある朝、バイクもまだ少ない時間帯のニャチャンは、昼間とは別の顔をしていました。

 ビーチには地引網漁をする人々、背中を丸めながら道路を掃き清めるおばあさん、開店準備をするおかあさん……。この時、「あ、素朴な港町だなぁ」と。

 それにしても、ニャチャン、英語表記が覚えられない……。

 「Nha Trang」。

 どうしてこれを“ニャチャン”と読むのか。どうやら、読みはベトナム語なのだそう。英語表記をわかりやすくしてほしいなぁと、勝手ながら願う次第です。

ニャチャン
●アクセス ホーチミンから国内線で約1時間。空港から車で約40分
●おすすめステイ先 エヴァソン アナ マンダラ ニャチャン
URL http://jp.sixsenses.com/evason-resorts/ana-mandara/destination

【取材協力】
ベトナム航空

URL https://www.vietnamairlines.com/ja/

古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2016.04.30(土)
文・撮影=古関千恵子