Magnificent View #930
畑の棚田(滋賀県)
(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
幾何学模様に広がる美しい水田と、水面に映る美しい緑。その傍らには、昔ながらの家屋が立っている。そんな日本の原風景ともいえる景色が広がるのは、滋賀県の北西部にある高島市畑地区。
標高300メートルから400メートルの間に連なる棚田の数は、359枚。四季折々の美しい景観から、ここは「日本の棚田百選」にも選ばれている。
素晴らしい風景を見せるこの棚田は、代々、集落の人たちが大切に守ってきたもの。その起源は室町時代にまで遡るという。
近年は農家が減り続け、存続が危ぶまれたこともあったが、2000年以降、保存会が発足。棚田オーナー制度の導入、ボランティアの受け入れなどが行なわれ、棚田を未来に引き継ぐ活動が積極的に行われている。
文=芹澤和美
