ファーストクラス専用のチェックインカウンターはこの規模。列に並ぶことなく、24時間チェックインできる。 コンコースBのファーストクラスラウンジのエントランス。ゆるやかにカーブして奥まで続いていて、外からでも規模の大きさがわかる。 静かな噴水に癒されつつ奧に進む。適度な間仕切りがあって落ち着いた造り。 ファーストクラスラウンジ内にある免税店。高級シャンパンや高級ワインが所狭しと並んでいる。 ファミリーのためにプレイルーム(キッズルーム)も充実している。 ダイニングスペースは高級レストランのようだ。 メニューから選んでオーダーもできるし、一人前ずつ盛り付けられた料理から選ぶこともできる。 手前は中東料理の定番、焼いたナスをペースト状にしたサラダ、フェッタチーズ、ザクロ、ピスタチオ添え。シャンパンは「モエ・エ・シャンドン」だ。 マッサージルームでは、15分間のマッサージが無料。マッサージ用のイスに座って肩と背中をほぐしてもらうだけで旅の疲れがほぐれる。 こちらは靴磨き専門スタッフ。無料で革靴を磨いてくれる。 仮眠が取れるクワイエット・ルーム。カーテンで仕切られたデイベッドが6脚あり、ハンガーラックやミネラルウォーターも用意されていて、自由に使うことができる。 シートは1−1−1の配列。シートというより個室と呼ぶにふさわしい。2本の通路の間にあるのは1席のみ。 通路からみたシート。足もとも広い。ドアを閉めた状態で、窓だけを開けることもできる。 シートはメルセデス・ベンツ監修で、リクライニングすると無重力のように感じる絶妙な角度に設計されていて、窓には通常のブラインドの他にカーテンが掛けられている。 テーブルの一部を開けると鏡台になり、その中にはコスメと、「モレスキン」のノートとペンが。大型のモニターの両脇にはプライベートミニバーがある。 ミニバーは冷蔵庫ではなく常温で、水や炭酸ドリンクなどのソフトドリンク、ナッツなどのスナック、グラスが配されていて、足りなくなったらいつでも補充してくれる。 ベッドメイキングしてもらった後、天井は無色のまま、壁だけパープルにするとこんな感じに。 照明を赤くするとラグジュアリーな雰囲気になるけれど、熟睡には向かないかもしれない。 手元のコントローラーで選べる照明色は10種類。天井と壁の色を異なる色で組み合わせたり、明るさを調整したりして、好きな配色に変えることができる。 なんと、床にまで照明が仕込んであってキラキラ光って豪華! 離陸前のウエルカムドリンクから「ドン・ペリニヨン」。航空会社によっては高級シャンパンを離陸後に開けることがあるが、エミレーツ航空は太っ腹だ! 離陸前にツナが入ったピタサンドを。なんと、テーブルセッティングまで! 離陸前にここまでしていただいたのは初めてだったので感動した! スパイスが効いたアラビアコーヒーとデーツ。この日は日本人CAさんがおふたり。きめ細やかな心遣いに感謝。 この日の白ワインは、フランスのボルドーが2種類、ブルゴーニュが1種類、ピンクの犬の絵がかわいいエチケットのロゼワインはカリフォルニアのナパバレーのもの。 軽食のメニューもキャビアがあるのはエミレーツ航空だけかもしれない。 牛肉ショートリブの蒸し煮。ローズマリー風味のソース、ニンジンのピューレがよく合って美味しい。 雲南風きのこ鍋。ご飯の上にきのこときくらげのあんかけが載っている。 焼き鳥には照り焼きソースを使った焼きそばとお吸い物が添えられている。 朝食の懐石弁当。揚げ出し豆腐、ナス、しめじ、サーモンのマリネのキュウリと大根添え、サーモントラウト照り焼き、エリンギとお漬物、味噌汁、大根となめこが乗った蕎麦と抹茶うどん、フルーツ。 アメニティはイタリアの高級ブランド「ブルガリ」。ポーチの中に入っている黒い袋には、おしぼり、フェイスエマルジョン(乳液)、ボディエマルジョン、リップバーム、そして、オーデコロン「ルビニア」。ほかに、歯ブラシ、ヘアブラシ、ロールオンデオドラント、鏡、ティッシュが入っている。 モニター前のテーブルの中にはスウェーデンの高級ブランド「バイレード」のペーパータオル、化粧水、アイクリーム、ピロースプレーとスリープオイル、「モレスキン」のノートとボールペンが入っている。 ポーチに入ったリラックスウェアと、アイマスク、スリッパ。 着るとこんな感じ。近所ならそのまま外出できそうだ。 テーブルに置かれたカゴには山盛りのお菓子。足りなかったらいつでも補充してくれる。 中に入っているのは、ナッツやチョコレート、ドライフルーツ、ポテトチップスなど。