1階が船のガレージになった舟屋が連なる伊根町。 船底が水に浸からないよう、収納するのがポイント。 かつては山に阻まれて、集落ごとの行き来は船のみだったそうです。 海岸線の舟屋は仕事場。暮らすのは道を隔てた内陸側の母屋。 波もなく、潮の干満差も少ない穏やかな伊根湾。この山の向こうから朝日が昇ります。 昭和30年代頃から、漁師客を目当てとした宿としての舟屋が増えていったとか。 舟屋の内部。船を引き上げやすいよう、床は斜面になっています。 舟屋のガイドをしてくださった倉野壽子さん。 天井が高く、クリーンな「舟屋の宿 あうら」のベッドルーム。 1階のカフェ。舟屋内部の見学もできます。宿泊ゲストの朝食はこちらで。 海辺のテラス。昭和三十年と書かれた漁具も、そのまま置かれています。 穏やかな伊根湾をのんびり眺める贅沢な時間。 この透明度の高さ! 女将の石倉美世子さんのやわらかい笑顔とおもてなしに癒やされます。 ロゼのような日本酒を生み出した「向井酒造」。 早朝の漁港。水揚げされた魚をより分けています。漁協周辺にはトビやカモメがおこぼれを狙って集合しています。