かやぶき屋根の家屋が連なる、まるで昔話のような風景。 初代美山町長が建てた築150年のかやぶき屋根の家。 「一網打尽」の前で話す梅棹さん。 使い込まれたツヤのあるいろり。 前菜の一例。左奥から時計回りに、「一網打尽の鹿のお肉」「猪(シシ)つくね」「猪ロースのサラダ仕立て」。「一網打尽の鹿のお肉」は通年の人気メニュー。ローストビーフのようにシカ肉を低温調理。しっとりきめ細かく、たしかにくささなどまったくない。 「美山卵の茶わん蒸し」。コクのある地元産の新鮮卵を使った茶わん蒸し。季節のきのこが入り、そこからも旨味が広がる。 「囲炉裏で焼いたぽろたんと厚あげ」。皮から渋皮ごとポロッととれることから、「ぽろたん」と名付けられた新顔栗。手づくりの厚揚げと一緒にいろりで香ばしく。 古民家の囲炉裏で味わう素朴な「ふろふき大根の自家製みそ添え」。じゅわ~っと広がる大根の水分がなによりのごちそう。 「匠京地どりおだしのぼたん鍋」。ぱっと見は脂が目立つけれど、加熱すればすっきりとしたおいしさに。一緒にいただく野菜も、もちろん地元産。 集落でも指折りの立派なかやぶき屋根。「ゆるり」は梅棹さんのお母さんがはじめ、現在は夫婦で暮らしながら切り盛り。 山肌に沿うようにある小ぢんまりとした集落。 屋根の上部には家紋が。 まるで昔話のような風景。 8名がゆったり泊まれる一棟貸し。風通しのよさ、自然の近さを感じて。 かやぶきマニアのオーナーがバリ風のかやぶきを再現した浴室棟の屋根。 「かやぶき屋根」のふき替え体験。 名物「京都・丹波 極上渋皮栗のもんぶらん」はイートインで780円。 栗の風味が口の中いっぱいに広がる。重ねるのは生クリームとシンプルな生地のみ。