山口規子さんは、世界中を旅しながら、ジャンルを横断した素敵な写真を撮り続けるフォトグラファー。風景、人物、料理……、地球上のさまざまな場所でこれまで撮影してきた作品をサンプルとして使いながら、CREA WEB読者に旅写真のノウハウを分かりやすくお伝えします!

vol.11 ノルウェー

北欧ではオーロラは不吉なものの象徴?

エルスフィヨルドポイント。(16ミリレンズ/F8/30秒/ISO3200/WBオート)

 暖かい日が続いたかと思えば突然寒い日がやってくる。都内の雪予報も安全を第一と見込んでか大袈裟な「オオカミ予報」が多すぎる昨今、日本から遠く離れたノルウェーではオーロラ真っ盛りの季節突入! 死ぬまでに一度はオーロラを見てみたい! という人も多いはず。

トロムソの町の夕暮れ。

 しかし、北欧ではオーロラは不吉なものとして伝えられている。子供が悪いことをした時には「オーロラが捕まえにくるよ!」と秋田県のなまはげと同じ言葉が。また昔のフィンランドでは、オーロラが多く出る年はロシア(旧ソ連)と戦争が起こるという都市伝説的な話もあったほど。でもやっぱり見たい! 撮りたい! という人にオーロラの撮り方をお教えします。

 デジタルカメラでのオーロラ撮影はフィルムカメラ時代の苦労がなんだったのかと思えるほど楽になったのだ。

2016.02.21(日)
文・撮影=山口規子