秋田内陸縦貫鉄道の“走る農家レストラン”

 秋田内陸縦貫鉄道は、秋田県内陸部を南北に結ぶローカル線。武家屋敷で知られるみちのくの小京都・角館駅と北秋田市の鷹巣駅の間、94.2kmを運行している。沿線には、山間に点在する集落と美しい渓谷、全国トップクラスの米どころ仙北平野に連なる田園風景、そして、狩猟を暮らしの糧とした「マタギ」の里が連なる。

美しい雪景色の中を走る秋田内陸縦貫鉄道。沿線には、角館の武家屋敷、乳頭温泉郷、そして田沢湖など、風光明媚な見どころがいっぱい。

 同鉄道では、“走る農家レストラン”こと「ごっつお玉手箱列車」の運行を今年度もスタートさせた。

「ごっつお玉手箱列車」は、秋から春にかけて運行される人気企画で、今年度で6シーズン目を迎える。角館駅から阿仁合駅まで、約1時間半のショートトリップ。山里の風景を眺めながら、地元のお母さんたちと交流、そして、郷土料理をいただく贅沢なひと時を愉しむことができるのだ。

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2011.12.08(木)