チャイナタウンの彼女のギャラリーで、スピリッツを感じてください!

チャイナタウンにある「The Pegge Hopper Gallery」。

 ミラノの有名デパート「リナシェンテ」でグラフィックデザイナーとして活躍後、ハワイに移住し(イタリア&ハワイといったところもわたくし好み!)、南国のネイティヴな女性の美しさ、やさしさ、そして力強さを描き続けておられる彼女。30年近くも前から、東京ファッションの中心でもあった渋谷PARCOの広告等で、すでに日本でも知る人ぞ知る存在でもあったペギーの作品は、その色合いといい構図といい、そのすべてがわたくしの芸術心の源であり、ツボであり、いつの間にかライフスタイルそのものと言っても過言ではないぐらい影響されていたのです。

ギャラリーの展示作品。

 なんてったってホノルル国際空港をはじめハワイにおける美術館、映画館、一流ホテルのロビーやスィートルーム。そしてアラン・ウォンズ等のトップレストランの全てが彼女の作品で埋め尽くされている現状が、その「癒しのパワー」の素晴らしさを物語っているといえるでしょう!!

 今では有名となっている大盛り上がりのイベント「ファースト・フライデー」(チャイナタウンで毎月最初の金曜日に行われるアートフェスティバル!)も、彼女の有名なギャラリーがその場所に存在するからこその企画だったはずであります。

東京の僕の家も彼女のオリジナルで埋め尽くされています。

 ちなみに東京の家もそうなんですが、ご覧の通り僕のハワイの家は、ほとんどの壁がペギーのオリジナル(Tシャツやシューズのイラストシリーズ!!)で埋め尽くされていてちょっとしたギャラリーみたいな感じで、僕はだいぶ癒されてるわけです。

僕の「色彩感覚」は彼女の作品の影響をうけたおかげに違いありません。

 おそらく僕の得意とする、他の人は異なった(笑)「色彩感覚」とやらは、こうして毎日普通に暮らしているだけで自然に目に飛び込んでくる彼女の作品の影響を多大に受けたおかげで、何もせずとも勝手に磨かれていったに違いありません……。

 ですから、仕事や生活に追われて、いらいらの毎日をおくられているあなた!! 今すぐ一週間のバカンスをとってチャイナタウンにある「The Pegge Hopper Gallery」で彼女のスピリッツを感じてみてはいかがですか??

 なぜならそのカラフルな「癒しの魔術」は、今まで見えなかった本当の人間らしいリアルな暮らし……実は当たり前でなければいけない、毎日笑顔が絶えないハッピーライフに、必ずや気づかせてくれると、わたくしは信じてやまないからであります……。

2015.12.18(金)
文・撮影=小川カズ