「読書」や「あえて何もしない時間」を持つことの大切さ

 一日のうちで最も慌ただしい帰宅~夕食の支度の時間は、“電気圧力鍋”が最強の味方。根菜類も5分で柔らかくなるので、カレーやシチューなどの煮込み料理を時短で作り翌朝の朝ごはんにもアレンジして登場させる。

 実質、週に1日しかゆっくり過ごせない大君とは、日曜日の丸一日べ~ったり一緒の時間を持つ。彼のお気に入りの場所にじっくり付き合い、大好物を買って帰り、マイブームのレゴ作品を褒めちぎる……。小泊さん自身がママに戻る貴重な時間でもある。

 こんな忙しい日々の中でも、月平均20冊の本を読みこなす小泊さんの読書術とは?

「まず“この本から得たい知識は何だろう?”と本を開く前にじっくり考え、目次を見て、答えがありそうなページから読みます」と独自の奥義も伝授してくれた。大好きな読書の時間を捻出するのが目下のテーマで、その為に真剣に短時間睡眠法の実践を考えているのだとか。

 余裕のある時期、出社前に寄るカフェでの30分、夕食後のソファでの15分など、ちょっとした時間に「読書」や「あえて何もしない時間」を持つことで、その後の時間がグッと充実するという。

 目も回る程の忙しさの中、この柔らかな笑顔の秘訣は、ふとできた時間を上手に使っていることにあるのかもしれない。

Column

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2011.11.17(木)
text&photographs:LITTLE MAMA