ルネサンスの知の世界を象徴
ルネサンスが勃興した時代、美と結びついた知の世界を象徴するのが、ヴァチカン教皇庁図書館だろう。
聖書をはじめとするキリスト教書だけでなく、再発見され、活版印刷本として刊行された古代ギリシャ・ローマの思想、文学、博物学や技術。それらを基礎として育ち、やがて近代の扉を押し開く科学書まで、中世写本、初期刊本、地図、書簡類などヴァチカン教皇庁図書館の21点を含む、合計69点を展示する。
『ヴァチカン教皇庁図書館展II 書物がひらくルネサンス』
会場 印刷博物館(東京・小石川)
会期 2015年4月25日(土)~7月12日(日)
料金 一般800円(税込)ほか
電話番号 03-5840-2300
URL http://www.printing-museum.org/
2015.04.25(土)
文=橋本麻里