名建築家バワの手がけたホテルでアーユルヴェーダを!
ジェットウィング・ラグーンは100mプールを取り囲むようにコテージが並ぶ。正面に見えるのがダイニング棟で、その奥にラグーンが広がる。
そんな評判の医師Dr.ディーニッシュがこの5月から、現在のホテル「ジェットウィング・アーユルヴェーダ・パビリオンズ」に加えて「ジェットウィング・ラグーン」でもアーユルヴェーダを行うことになった。
早朝のラグーンには漁師がたくさん出ているが、このラグーンで取れる甲殻類がとてもおいしい。もちろんダイニングのメニューにあるが、アーユルヴェーダの診察結果いかんで食べられるかな?
同じく国際空港からほど近いネゴンボにあるホテルだが、ラグーンに面したより閑静な場所にあり、スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワが最初に設計したホテルだ。
ジェフリー・バワは、アマンリゾーツの創始者や建築家たちからもリスペクトされる巨匠。彼の設計したホテルは機能的で、清潔感あふれるモダンなつくり。静かでシンプルな世界だ。リノベートは直弟子のヴィノッド・ジャヤシンゲが行った。
ジェットウィング・ホテルズのチェアマン、ヒーラン・クーレイ氏ももちろんアーユルヴェーダの治療を受ける。スリランカのビジネスエグゼの多くがその効能の素晴らしさを理解しているという。
いかにも亜熱帯な感じで、まったりと小ぢんまりとしたパビリオンズも魅力的だが、よりリュクスな雰囲気で、静かにトリートメントが受けられるラグーンでのアーユルヴェーダにもこころが動く。どうやら以降もアーユルヴェーダに注力していくとのことなので、詳しい話をジェットウィング・ホテルズのチェアマンであるヒーラン・クーレイ氏に聞いた。
「Dr.ディーニッシュには2軒のホテルだけでなく、今後グループ全体のホテルのアーユルヴェーダを総括してもらうことになります。すでに、パビリオンで診察を受けたカルテをもとに、他のホテルで食事療法とトリートメントが受けられるシステムを、ヴィル・ウヤナで試験的に導入していますが、これを拡大する方針です。ゴールにあるライトハウスへの導入も視野に入れています」
アーユルヴェーダには早朝ヨガが欠かせない。お天気の良い日は、ラグーンに面した芝の上で行われる予定。
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- 文・撮影=大沢さつき
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