蒸し野菜と干し芋常備で、栄養満点。無駄時間なし

 独身時代は、ファストフードもよく食べていたという池田さんだが、一花ちゃんが産まれてからは、食の安心安全にこだわるようになった。

 池田さんの平均的な朝食メニューは「炊きたてのごはん。野菜のたくさん入ったスープまたは味噌汁。干し芋など」。

 栄養の行き届いた朝食だが、これらをあっという間に準備できるのには理由がある。

 ブロッコリー、かぼちゃ、じゃがいも、にんじんなどを空き時間に「電子レンジ圧力鍋2」で蒸しておき、常に冷蔵庫にストックされている状態。だから、朝のスープもあっという間に出来上がる。

 さらに週末の時間のあるときに蒸したさつま芋はスライスして天日干し。手作りの干し芋は、天然の甘味が優しい。朝、ぐずる娘にぱっと手渡しすれば、すぐにご機嫌だ。「今度は甘納豆にチャレンジしようと思っています」。

「電子レンジ圧力鍋2」は、ご飯は10分で炊き上がり、蒸し野菜なら数分でできてしまう。かわいいフォルムはそのまま食卓へ置いても違和感がない。

 もう一つ池田さんのおすすめは、食事椅子の「ファスト」だ。

 現在二つ所有。食卓用に常設しているものと、移動用にもう一つ。

がっちりと支えてくれ、子どもが安易に立ち上がれない食事椅子、ファスト。おでかけ用と普段使いの2個を使っている。

「今まではおしゃれなレストランに行っても、子ども用の椅子がなかったり、椅子の上に立ち上がってしまったりして、落ち着いて食べることもできなかったんですが、この椅子を外に持って出るようになって、行けるレストランの幅がとても広がりました」

 子どものサイズにピッタリと合い、容易に抜けられないのに、子どもが落ち着いて座っていられるファストを親子でとても気に入っている。

 「調理器具業界って、意外と男の人が多くて、地味だったんです。でも女性目線で提案していければ、もっとおもしろい商品を作ることはできるはず。これまで以上に注目される商品を作っていきたいですね」と意気込みを語ってくれた。

Column

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2015.03.18(水)
文・撮影=HITOMINA