シミラン島のアイコンは“バランシング・ロック”

トラフザメなど大物も! 目にする魚、すべてが丸々と太ったビッグサイズ。(C)タイ国政府観光庁

 透明度は30メートルをゆうに超え、海の色は軽やかなライトブルー。スノーケリングで見かける魚たちもプーケット周辺よりもひと回り大ぶりで魚影も濃い印象。トラフザメなど大物との出会いも待っています。さらに運が良ければ、ジンベエザメと遭遇できるチャンスも!

ミアン島の公園管理局。事前予約すればキャンプやバンガローに滞在することも。

 9つの島々のうち、上陸できるのはシミラン島(ナンバー8)とミアン島(ナンバー4)。どちらにも海洋国立公園の管理下にあるキャンプ場があり、事前予約を行えば、滞在することもできるそうです。

シミラン島に到着。湾を見守るようにバランシング・ロックがそびえています。白砂は真っ白で、キメも細やか!

 この2島のうち、ハイライトはシミラン島(ミアン島は立ち寄る程度の停泊がほとんどのもよう)。穏やかな入り江を見守るようにそびえる“バランシング・ロック”がこの島のアイコンになっています。巨大な漬物石のような岩が折り重なっているのですが、それが絶妙なバランスで均衡を保ち、神様がちょんと指先で押したら、ガラガラとくずれてしまいそう!?

2015.02.14(土)
文・撮影=古関千恵子