天才学者など幅広い役を演じる俳優になりたい
――現在放送中の⽔野美紀さんとW主演のドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」、2026年1⽉公開の映画『恋愛裁判』と注⽬作が続きます。主演作品へのお気持ちを聞かせてください。
本当にありがたいです。2年前に初めて主演を務めさせていただいたとき(ドラマ「泥濘の食卓」)、「こんな経験もうないだろう」と思うくらい幸せでした。今回も感謝の気持ちでいっぱいですし、選んでくださった皆さんに恩返しできるように頑張りたいと思っています。
――これから挑戦したい役柄はありますか?
いつか天才学者のような役をやってみたいです。自分の声が落ち着いていて低めなので、この声が活かせる役を演じてみたいという憧れがあります。
――福山雅治さんが天才的な物理学者を演じるガリレオシリーズのような。
そうです! 夢ですね。ほかにもいろいろな役を演じていきたいです。『(LOVE SONG)』と『恋愛裁判』を比べても異なるタイプの役ですし、完成した作品を観て全然違っていたりすると、自分で観ていても楽しいですからね。ファンの方だけじゃなくて、私の名前を知らない方にも届くようにいろんな役を演じて、「同じ人だったんだ!」と思ってもらえるように、芝居力を磨いていきたいです。
――悪役やアクションなど個性的なキャラクターにも興味がありますか?
あります。これまでありがたいことにいい子の役が多かったので、まったく違うイメージの役にも挑戦してみたいです。長澤まさみさんのように、幅広い役を演じられる俳優を目指しています。
――多様な役を演じていく、ますますのご活躍が楽しみです。読者へメッセージをお願いします。
ソウタとカイの真っすぐな恋にときめいて、心が晴れるような物語です。私も穏やかな気持ちになりました。この映画を観れば嫌なことも忘れられるような、明るい気持ちになれる作品ですので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。
齊藤京子(さいとう・きょうこ)
16年、けやき坂46(のちに日向坂46へ改名)としてデビュー。21年、ヒコロヒーとの冠番組「キョコロヒー」が始まる。ドラマ「泥濘の食卓」(23)で初の単独主演を務め、24年4月に日向坂46を卒業。以降は『#真相をお話しします』(25)、「いきなり婚」(25)などに出演。主演映画『恋愛裁判』(26年1月23日公開予定)は第78回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミアに出品。ドラマ「娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?」(25)では水野美紀とダブル主演。
『(LOVE SONG)』
10月31日(木)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督・脚本:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー
脚本:吉野 主 阿久根知昭
出演:森崎ウィン 向井康二(Snow Man) ミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーン 藤原大祐 齊藤京子 ファースト・チャローンラット・ノープサムローン ミュージック・プレーワー・スタムポン 逢見亮太 夏目透羽 水橋研二 宮本裕子 筒井真理子 及川光博
配給:KADOKAWA
©2025『(LOVE SONG)』製作委員会
https://movie-lovesong.jp
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- writer
- staff
- 文=あつた美希
撮影=鈴木七絵
ヘアメイク=栢木真弓
スタイリスト=川﨑加織 - INTERVIEWEE
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齊藤京子
