◆菓匠三全「萩の月」

夏場は冷やしてとろけるようなおいしさを
全国的にも広く知られている萩の月は、やっぱり外せない宮城を代表するお土産。
萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかり浮かぶ名月に見立てた風情あるお菓子で、1979年の発売からその人気は不動のものだ。
ふんわりやわらかなカステラの中には、ぽってりまろやかなオリジナルのカスタードクリームがたっぷり。何度食べても幸せが込み上げてくるから不思議だ。
冷蔵庫に入れるとまた違った味と食感になるので、暑い日には冷やしてからぜひ。
ひとつずつ箱に入っているため長距離移動でも崩れる心配がなく、また配りやすいところも手土産としてはうれしいところ。
2025.08.08(金)
文=Five Star Corporation
撮影=釜谷洋史