いよいよ梅雨のじめじめ、夏の猛暑がやって来ます。爽やかな新緑を求めて北海道へ旅する皆さん、お土産は何にしますか? ここだけで買える限定品など、新千歳空港で必見の旬なお土産を、札幌で刊行されている人気のライフスタイル誌「poroco」に紹介していただきます。

焼き上がりから20~30分で完売

「びえいのコーンぱん」と「びえいのまめぱん」ともに1箱5個入り1,080円。

 空港内には、工房が直結したお店が多くあります。できたて、焼きたてのスイーツやパン目当てに並ぶ行列もあちこちで見られます。中でも、行列の絶えないのが「びえいのコーンぱん」。テレビでも話題になりましたが、1回目の朝9時の焼き上がりから行列ができ、20~30分ほどで完売。次の焼き上がりにはまた長蛇の列ができています。

 このパンをつくっているのが、美しい田園風景で有名な美瑛(びえい)にある「JAびえい」プロデュースの「美瑛選果」。本店は美瑛にあり、産地直送の新鮮で上質な農産物を販売しています。空港店限定で販売しているのが、ブーランジェリー「VIRON」(ヴィロン)とコラボした2種類のパン。美瑛産の小麦や乳製品を使い、同じく美瑛産のとうもろこしをぎっしり入れたのが「コーンぱん」、5種類の豆をたっぷり使ったのが「まめぱん」です。

「コーンぱん」は、水と砂糖は一切使用せず、スイートコーンの水分と甘さだけで焼きあげたもの。中を開けるとあふれんばかりのコーンのつぶが現れ、こうばしい香りが鼻をくすぐります。「まめぱん」は5種類の豆が表面にびっしり。いずれもパンはふわふわモチモチした道産小麦そのものの食感があるのですが、コーンもお豆もぎっしりなので、見た目よりかなり食べごたえがあります。

翌日は電子レンジで美味しさ復活

 いずれのパンも5個入りのセットのみ。消費期限が翌日なので、できれば当日に味わって。翌日になった場合は、同封の「保存袋」に入れて美味しさを復活。「コーンぱん」は保存袋に入れて電子レンジで10~20秒ほどあたためてからオーブンレンジで軽く水分をとばしましょう。「豆ぱん」は保存袋に入れて電子レンジで20~30秒ほどあたためるとしっとりして美味しいですよ。

JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店
販売場所 新千歳空港 国内線ターミナルビル2階 どさんこ産直市場
電話番号 0123-46-3300
営業時間 8:00~20:00
URL http://www.bieisenka.jp/

月刊「poroco」 (ポロコ)
1997年に創刊した、札幌の生活情報誌。20~30代女性をターゲットに、札幌のグルメ・ショッピング・ビューティ・イベントなど生活を豊かに楽しくする情報を発信。毎月20日発売、450円(税別)。北海道の書店・コンビニ・キヨスクや「北海道どさんこプラザ」各店でも発売中。
URL http://www.poroco.co.jp/