この記事の連載

 これまで食べた和洋菓子の数、一万種類以上! お菓子に精通するスイーツ芸人・スイーツなかののイチオシを沿線別にピックアップ。手土産選びの参考にどうぞ。今回は「東急東横線」篇です。

» 1【代官山駅】《徒歩3分》ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ
» 2【代官山駅】《徒歩4分》松之助 N.Y.
» 3【中目黒駅】《徒歩2分》クリオロ
» 4【学芸大学駅】《徒歩1分》シェフズマルシェ
» 5【自由が丘駅】《徒歩3分》ヌメロサンク・パリ
» 6【自由が丘駅】《徒歩10分》モンサンクレール
» 7【田園調布駅】《歩いてすぐ》ヤマナカヤ
» 8【田園調布駅】《徒歩2分》SAVEUR(サヴール)

※記事の情報は公開当時のものになります


◆ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイのモンブラン

【代官山駅】徒歩3分 ※2022年5月22日公開

 代官山にある「ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ」。老舗洋菓子店「シェ リュイ」の新業態のお店で、ビーントゥーバー製法を用いたチョコレートやジェラートなどが並びます。

 店主の酒井將駄シェフは、洋菓子マウンテンの水野直己さんの元でチョコレートを学び、コンクールでも受賞歴をもつ注目のショコラティエ。

 モンブランもショコラティエならではのつくりで、カカオの果肉でもある「カカオパルプ」を合わせているのが大きな特徴。酸味のあるカカオパルプに負けないように、和栗は香りが豊かで甘みのある茨城県産の利平栗を使用しています。

 モンブランクリームとカカオパルプのジュレを一緒に食べると、まろやかな味わいとほのかな酸味の相性が良く、驚くほど後味が爽やか。

 薄く焼き上げたチュイルにはカカオハスク(カカオ豆の種皮)を使っていたり、和栗の香りやカカオパルプのフルーティーさを活かすために木戸泉酒造の「アフス」を合わせるなど、ショコラティエならではの細やかなつくりがナイスィーツ!

 お花を飾った見た目も可憐で、贈り物にも喜ばれるモンブランです。

LA BASE de Chez Lui(ラ・バーズ・ドゥ・シェ リュイ)

所在地 東京都渋谷区代官山町20-23 Forestgate 代官山MAIN棟1-06
電話番号 03-6712-7563
Instagram @labase_chezlui

2025.01.13(月)
文=スイーツなかの
撮影=深野未季