Magnificent View #202
カンタベリー大聖堂(イギリス)
(C) Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages
イギリス国教会の総本山が、カンタベリー大聖堂である。
11～12世紀のロマネスクと14～16世紀のゴシック、それぞれの時代を席巻した様式で建てられた部分が混交し、ここでは、他に類を見ない変わった建築が実現している。
1170年には、国王と対立したカンタベリー大司教トマス・ベケットがこの聖堂において殺害された。その直後にベケットは列聖され、この地は重要な巡礼地となる。チョーサーの著した英文学の古典『カンタベリー物語』は、その巡礼を材に採った作品だ。
イングランド南東部に立つこの巨大な堂宇は、同じカンタベリーにある聖オーガスティン修道院、聖マーティン教会とあわせ、世界遺産に登録されている。
Column
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2014.04.20(日)
