この記事の連載
【10月】のっけて、食べる #1
【10月】のっけて、食べる #2
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年10月21日)
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連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!
フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。
発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
» この書籍を購入する(Amazonへリンク)
vol.99 あさり佃煮のっけがゆ
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おかゆさんにのっけるもの。ほぐしたシャケもおいしいし、梅干しもいい。だけど、だけど、私が一番好きなのはあさりの佃煮なんです。白がゆを熱々にこしらえて、あさりの佃煮をのせて、しばしフタをする。フタがなければラップでもよし。3~4分はじっくり置きたい。熱々のおかゆはそのぐらいの時間では冷めないから大丈夫。さあ、しばし待ちますよ。
■材料(1人分)
・あさりの佃煮:4~5個
・白がゆ:適量
・青ねぎ:少々
■作り方
(1) 器におかゆを盛り、あさりの佃煮をのせてフタをする。
(2) 3~4分ほど置いたら、刻んだ青ねぎをのせる。
フタを開けると、ほのかに漂う醤油の香り。あさりの佃煮がほどよくあたためられて、柔らかくなって、旨みがかゆに溶けだして。ざっくりと混ぜていただきます。甘くてほろ苦いあさりをじ噛みしめつつ、おかゆをすする。優しいおいしさがじんわりと胃に広がっていく感じが、たまらんのですわ。薬味は細ネギ、あるいは刻んだ三つ葉がおすすめ。
先日ミートソースの話してたら、昨日しらいさんがミートソース出してましたね。あの味噌ミートソース、ドリアにしたらうまそう……。
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Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2024.10.21(月)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔