この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年10月19日)

» きのうのレシピ「玉テキ丼」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.97 きのこと温玉のっけうどん

きのこと温玉のっけうどん。
きのこと温玉のっけうどん。

 きのこたっぷり、のっけうどん。好きでよく作るんです。食感のよいエリンギ、香りがしっかりの舞茸、クセのないブナシメジと、個性の異なる3種のきのこを使いましょう。複合的なおいしさがね、たまらないんだ。

左から、舞茸、エリンギ、ブナシメジ。
左から、舞茸、エリンギ、ブナシメジ。

■材料(1人分)

・うどん:1玉
・ぶなしめじ、エリンギ、舞茸:各50g
・温泉玉子:1個
・三つ葉:少々
・ごま油:小さじ1/4

[A]
・酒、みりん:各大さじ1
・醤油:大さじ1と1/2
・塩:小さじ1/4
・出汁:500ml

■作り方

(1) きのこはあれば石づきを落として、小分けにする。エリンギはタテ3等分ぐらいに切る。

(2) 鍋に[A]と(1)を入れて一度沸かし、中火で7分ほど煮る。

(3) 器にうどんを入れて、(2)を入れ、温泉玉子、三つ葉をのせる。

 栄養バランスを考えて、温泉玉子を添えてます。生卵でもちろんOK。三つ葉、もしくは刻みネギがあると、彩りと香味が加わってグーンと味の完成度が上がります。ちなみに、余ったきのこは冷凍できますよ。うちは石づきを落として小分けにしたきのこを冷凍常備しています。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.10.19(土)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔