この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

» きのうのレシピ「レバにらカレーのっけ」


vol.309 わかめビーフうどん

わかめビーフうどん。
わかめビーフうどん。

 韓国料理のわかめスープを自分なりにアレンジして、うどんにのっけ。なかなか元気の出る味わいになりましたよ。生わかめのシーズンもじきに終わり、スーパーで見かけたらぜひ味わってほしい。余ったら冷凍して、そのまま汁ものにプラスすればいいですよ。

■材料(1人分)

・牛ばら肉:60g
・生わかめ:40g
・うどん:1玉
・薄口醤油:小さじ1と1/2
・サラダ油:小さじ1
・塩こしょう:少々

[A]
・煮干し出汁:500ml
・にんにく:3g
・長ねぎの青いところ:3~4本分
・ナンプラー:小さじ1

■作り方

(1)牛肉は塩こしょうしておき、わかめは食べやすい大きさに切る。

(2)[A]を鍋に入れてやさしめの中火で10分煮ておく。

(3)フライパンに油をひいて中火にかけ、牛肉を炒める。全体に軽く火が通ったらわかめ、醤油を加えて1分ほど炒める。

(4)器に(2)の汁だけを入れて、袋の表示どおりに加熱したうどんを加え、(3)をのっける。

 今回のスープ、とてもおいしいのでぜひ作ってみてください。それだけ飲んでもおいしい。面倒ならヒガシマルのスープの素とかでOK。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【技あり! うどんの絶品レシピ】 うどんに生のにらをどっさりのせて 熱々のいりこオイルをオン

← この連載をはじめから読む

Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.05.19(金)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔