この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

» きのうのレシピ「わかめビーフうどん」


vol.310 にらのっけうどん、熱々いりこオイルがけ

にらのっけうどん、熱々いりこオイルがけ。
にらのっけうどん、熱々いりこオイルがけ。

 春のにらは柔らかくておいしい。うどんに生のにらをどっさりのせて、熱々のいりこオイルをかけて混ぜながらいただきます。パリッとしたいりこがいいアクセントに。このいりこオイル、麺類、チャーハンなど色々重宝します。

 ただ、このうどん、にらとにんにくが入っているので、外出される方は気をつけて。

■材料(1人分)

・うどん:1人前
・にら:1/2束(50g)

・いりこ(煮干し):5尾くらい
・米油:大さじ3
・にんにくスライス:3枚
・塩:小さじ1/2

・赤唐辛子輪切り:お好みで
・実山椒(塩茹で):お好みで

■作り方

(1) にらは1センチ幅に切る。いりこは開いてはらわたを外す。

(2) うどんを茹でて、器に盛り、にらをのせる。

(3) 小さめのフライパンに米油、いりこ、にんにく、塩、実山椒を入れて弱火で熱し、時々混ぜながらフツフツと沸いてきたら、赤唐辛子を入れ、熱々のうちに(2)にかける。

 塩はいりこオイルに入ってますが、食べながら塩を足して下さい。実山椒は初夏に売場に登場しますが、あっという間になくなるのでみかけたらすぐゲット!

 私は実山椒の時期に塩茹でして冷凍して1年中楽しんでます。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.05.20(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔