この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年10月5日)

» きのうのレシピ「鯛味噌のっけ焼きおにぎり」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.83 白央流ベーコンエッグ丼

白央流ベーコンエッグ丼。
白央流ベーコンエッグ丼。

 ベーコンエッグをごはんにのっけるとき、私は長ねぎも一緒に焼くのが好きなんです。

 ベーコンの脂と香りをねぎに移して、醤油ちょい、ごま油数滴を香りづけにしていただく。これがね、たまらないんだ。

■材料(1人分)

・卵:1個
・薄切りベーコン:40g程度
・長ねぎ:20g
・サラダ油:小さじ1/2
・醤油:少々
・ごま油:2~3滴
・ごはん:1膳分

■作り方

(1) 長ねぎは1センチ幅ぐらいの輪切りにする。

(2) フライパンに油をひき、弱めの中火にかけてベーコンを焼く。

(3) ベーコンの片面がカリッと焼けたら返し、卵を割り入れ、ネギも入れる。

(4) 好みの状態に卵が焼けたら、器にごはんを盛って、卵、ベーコン、ねぎをのっける。醤油、ごま油をかける。

 ねぎは輪切りにしましたが、斜め切りでもOK。黒こしょうのトッピングもよく合います。ベーコンの量はお好みで。

 元気を出したい日の朝ごはんにぜひ、お試しください。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.10.05(土)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔