この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年10月4日)

» きのうのレシピ「白央流お手軽タコライス」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.82 鯛味噌のっけ焼きおにぎり

鯛味噌のっけ焼きおにぎり。
鯛味噌のっけ焼きおにぎり。

 さてさて、そろそろ、新米を見かけるようになってきましたね~。シンプルに塩むすびもいいけれど、味噌をのっけた焼きおにぎりもいいです。

 味噌の味がごはんの甘みをさらにひきあげてくれます。ちょっと味噌が焦げたところもたまらんです。

 今回のっけた味噌は鯛味噌。鯛味噌とは、甘みそに鯛の身を入れた贅沢なもの。愛媛県松山市にある、JAえひめ中央の直売所で購入しました。

 今日はお米も愛媛県産「ひめの凜」、お味噌汁も松山の麦味噌。松山づくしのごはんでした。

 新米シーズン、この機会にぜひ、色んなお米を食べ比べてみてください。

■材料(1人分)

・鯛味噌:好きなだけ
・ごはん:好きなだけ

■作り方

(1) おむすびを作る。おむすびの上に鯛味噌をのせ、グリルで10分ほど、焼き目がつくまで焼く。

 焼きおにぎりが割れない方法をよく質問されますが、おにぎりを握ってからバットにのせて表面を乾かすといいですよ。

JAえひめ中央 太陽市(愛媛県松山市)で購入した、手作り鯛味噌。
JAえひめ中央 太陽市(愛媛県松山市)で購入した、手作り鯛味噌。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

» 連載「のっけて、食べる」レシピ一覧

次の話を読む【元気が出る朝ごはんレシピ】白央流ベーコンエッグ丼 長ネギを一緒に焼くのがポイント!

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.10.04(金)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔