この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年10月3日)

» きのうのレシピ「甘酒フレンチトースト、ブルーチーズのっけ」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.81 白央流お手軽タコライス

白央流お手軽タコライス。
白央流お手軽タコライス。

 サルサソースを一から作ると手間だけど、「カゴメ」から出てるのが手頃で、結構おいしいんです。今日はなんちゃってタコライスを作りましょうか。

 ひき肉はウスターソースで炒めるだけですが、複雑味のある仕上がりになります。しかしワンプレートメニューって、忙しいときにありがたいですよね。

■材料(1人分)

・サルサソース:大さじ2~3
・合いびき肉:100g
・ウスターソース:大さじ2/3
・レタス:20g程度
・ごはん:1膳分

■作り方

(1) フライパンにひき肉を入れて中火にかけ炒め、全体に火が通ってきたらウスターソースを加えてよくなじませる。

(2) お皿にごはんを盛り、(1)、サルサソースをかけて、細かくちぎったレタスを散らす。

 フッ素樹脂加工のフライパンなら、合いびき肉を炒めるときに油は不要です。肉からしっかり脂分が溶け出てきますよ。パクチーは相性最高、もしあれば散らしてください。

 ごはんに雑穀を混ぜて炊けば栄養バランスもさらにアップ。私は胚芽押麦をよく混ぜています。あまったサルサソースはチーズトーストにのっけて食べるのもおすすめ。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.10.03(木)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔