「はじめの玉手箱」完全栄養食の玉子を、キャビアとともに
例えば、コースの最初に登場する「はじめの玉手箱」は、最強の完全栄養食とされる玉子主体の料理。千葉県の北川鶏園の鳥骨鶏卵を出汁に漬け込んだ煮卵の上に、オシェトラキャビアを添えた贅沢なひと品です。百合根クリームとあわせていただけば、それだけでパワーを注入されたような気分になれます。
「小洒落た名物」烏賊ソーメンと雲丹は相性抜群
「小洒落た名物」と名付けられたひと品は、甘く贅沢な味わいのヤリ烏賊をソーメン状にして、北海道産の雲丹と合わせたもの。食べる前に卵黄のソースをかける、そのひと手間に気分があがります。
いろいろな食べ方ができる肉のひと皿
「阿波黒牛フィレ肉炙り焼き」はさまざまな食べ方が味わえるひと皿。阿波黒牛フィレ肉は白醤油出汁とたっぷりからめて食べるほか、肉本来のおいしさを余すところなく楽しみたい場合はゲランド塩を軽くつけるだけでもよし。肉の下にはマッシュポテトも隠れています! 中央の彩り野菜八方地浸しはアンチョビクリームソースをつけていただきます。
2024.08.30(金)
文・写真=石川博也